除菌消臭

これまで室内の除菌・脱臭を行う際は、薬剤などを使用する必要がありました。このため、施設の性質によってはそれが大きなハードルとなる場合もあるでしょう。
しかし、空気中に含まれる気体の1つである「オゾン」を用いて安全に除菌・脱臭ができる「オゾン除菌・脱臭」が近年注目されています。

オゾン除菌・脱臭のメカニズム

酸素の化学式はO2、オゾンはO3です。つまり、オゾンの分子は酸素原子3つからできており、酸素の同素体であることが分かります。オゾン分子を形成する3つの酸素原子=O3は、酸素(O2)と比較するとかなり不安定であるという特性を持っています。そのため、オゾンは菌やにおいの物質が近くにあると、酸素原子3つのうち1つを分離させて酸素(O2)になろうとします。一方、菌やにおいの物質はオゾンの酸素原子と融合することにより酸化させられ、破壊されます。残った2つの酸素原子はO2=酸素となりますので、最終的に除菌・脱臭が行われた後の残留物質は酸素のみとなります。使用後は酸素だけが残りますので、きわめて安全性が高いといわれています。弊社では、オゾン発生量、最大2800mg/hの強力マシンを用いた除菌消臭を行っております。

空気清浄機との違い

空気を正常にする働きを持つ機器として「空気清浄機」を連想する方は多いでしょう。しかし、空気清浄機とオゾン脱臭器による除菌・脱臭は根本的に作用が異なります。
空気清浄機は、空気中の微粒子など異物をフィルターによって除去することが主な作用となりますので、近くを浮遊しているものにしか効果はありません。また、フィルターを使って異物を吸着するため、年に1回程度、フィルター交換が必要となります。一方、オゾン脱臭器による除菌・脱臭は、菌やにおい成分を分解して空気を浄化します。飛んでいる菌やウイルス、臭い成分の分解のみならず、よくさわる机やイス、ドアノブなどに付着している菌やウイルスなども徹底的に分解します。

オゾン除菌・脱臭が推奨される施設

オゾン以外の方法による除菌・脱臭を行う際には、処理後に人体に有害な薬剤が残存してしまうリスクがあります。しかし、オゾンで除菌・脱臭を行う際に残存する物質は酸素のみです。このため、飲食物を取り扱う場所や人の健康管理をする場所、菌やウイルスや化学物質を避けたい小さな子どものいる場所などではオゾンによる除菌・脱臭が最適といえます。

上記でご紹介した場所以外でも、ホテルや食品工場、スーパーマーケットなどの生鮮食料品店などに適しています。会議室やカラオケルーム、公共のトイレや公衆浴場など、不特定多数の人が入室する場所にもおすすめです。また、ペットを飼っているご家庭や動物のいる施設なども、推奨できる場所といえます。

その他、光触媒抗菌コーティングや安定化二酸化塩素と安定型次亜塩素酸ナトリウム+純水有効塩素濃度を使用した消毒抗菌も行っていますので、なんでもご相談ください。最適なご提案をさせていただきます。

*病院・福祉関連施設・車関連・飲食店(ラーメン店、レストラン)
・美容院保育園/幼稚園・ペット飼育のご家庭など...

【料金】
●高濃度オゾン発生装置(剛腕2800)
*営業終了後 or 休日中に
一晩貸し出しも可能 5,000円~
●光触媒抗菌コーティング 5,000円~